久々に人に薦められる漫画を見つけました。


「棺担ぎのクロ。 ~懐中旅話~」

きゆづきさとこ著 まんがタイムKRコミックス


昏い運命を背負った少女クロが、旅の途中で出会った人々との交流を描いた漫画です。

ダークになりがちな設定ですが、中身は心温まるエピソードばかり。読後の気持ちよさがいいですよ。

ぜひぜひ、読んでみて下さい。


さて、暑い季節になりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

作者はいつもの夏と変わらず、茹だって死にかけながらも何とか頑張っております。


MoEの方は相変わらず、たまにインしてはカオスやらギガスやらに行っております。

そういえばアップデートでランク4が実装されたとか。よく見たらライチのランクは今だ1の皿洗い・・・。

・・・・・・

えと、えと、真面目にやります、はいw


さて、第46章はいかがでしたでしょうか?

ここまで趣味全開になった小説も珍しいですねw

当初はイエモンだけでなく、椎名林檎とかソフィアとか、ナナムジカとか鬼束とか色々と考えていたんですけど、最終的には統一感を出す為にイエモン一色に染めました。

・・・・・・まあ、世代が狭まってしまうというデメリットもあったのですけど。

でも作者的には、思ったよりうまくまとめられて、多少は納得できた作品だったりします(時間的余裕が無かったのに書き上げられたという事もありますが)

ちなみに作中で出なかった音楽スキルの歌にも、イエモンの歌を当てはめてあります。

興味がある人は・・・ってそんな人いるのだろうかw

どうでもいい話ですが、イーゴの作った歌の方も、作者が嫌いな某グループの歌を当てはめておりました。

流石に書きませんがw


さて、前回のあとがきでもちょこっと書きましたが、そろそろ新しい長編小説を書き始める為、ここの小説はまた不定期になります。

MoEもまた更にイン率が低下するかもしれません。

一応週に1回は更新して、プレイ日記や雑記でお茶を濁そうと思っていますが、まだ引退するつもりも小説を終わりにする予定もないですよー。

というわけで、また次回もよろしくお願いしますノ

 「ねえねえ、ロビンソンさん、音楽ってどんな効き目があるの?」
 まるで料理中の鍋のように、薄暗い闇がなみなみと注がれた峡谷の中。
 先頭は鼻の利くケモノ2頭、クックとソムリエ。その後ろを、面倒臭そうにタラタラ歩きつつも警戒は怠らない武装レラン達、そして無警戒のライチ。
 「いいことを聞いてくださいました。少し説明が長くなってしまいますが宜しいでしょうか?」
 そう前置きしてから、ロビンソンは喋り出す。
 「一口に唄と言っても様々な種類があります。簡単な唄から難しい唄まで。他のスキルでもそうですが、音楽もまたスキルが上がれば難しい唄を歌いこなせるようになり、難しい唄ほど効果が良かったり・・・。」
 その時、クックとソムリエが唸り声を上げた。
 すぐに武装コック達も戦闘態勢を調え、ロビンソンに一言「ちょっとウルサイ、黙って。」
 「あ、あの、説明始めたばっかなんですけど・・・。」
 そんな弱々しい抗議など当然聞かれるはずもなく。
 
 「来るぞ、構えろ。」
 武装レラン目がけて、魔物が迫ってくる。
 魔人形は生体反応を感知する。この闇の中では視認よりずっと優位、既に武装レラン達を標的と定めていたようで真っ直ぐに迫ってくる。
 と、ロビンソンがそっとライチに話しかけた。
 「説明より実際にやった方が早いですね。音楽スキルとは、こういうものですよ。」
 そう言うと、ロビンソンはすっと息を吸った。
 迷い無く、カタカタと不気味な作動音を響かせつつ迫る魔人形。
 怯まず、武器を構えてカウンターの瞬間を狙う武装レラン。
 対峙、交錯、そして破壊音。
 そんな中、傍目には場違いな澄んだ声が、響く。
 
 「追いかけても追いかけても 逃げていく月のように 指と指の間をすり抜ける バラ色の日々よ」
 (「バラ色の日々」by THE YELLOW MONKEY)
  
 「へー、これが音楽スキルか・・・。」
 「ふむ、思ったよりいいな。」
 武装レラン達は、その効果を肌で感じる。いつもより明らかに、スタミナの消費が少ない。
 唄の効果もあってか、戦闘はものの数分で終了。
 武装レラン達は口々に、音楽の効果を賞賛する。
 「ありがとうございます。そこまで褒められると、私も支援のし甲斐があるというものです。先ほどの唄はスタミナ消費量を低減させるものですが、他にも防御力を上げたり、回避率を上げたりといった効果のある唄が歌えますよ。」
 得意顔を浮かべつつ、説明を続けるロビンソン。
 しかし肝心のドロップは外れ。一行は次の獲物を探して再び峡谷をうろつき始めた。


 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・
 ・・・


 東の漆黒が、ほんの少し薄くなった。
 気の早い夜行性の虫は既にその身を休め、気の早い昼行性の鳥は木の上で軽い欠伸。
 太陽の訪れ近い、夜明け前。
 武装レラン達は未だ峡谷で戦っていた。
 この一晩で、何十体ものイビルシンガーを屠ったが。
 運が悪いのか確率通りなのか、ロビンソンが求める物は手に入らず。
 パーティーは焦りの色を濃くしていく。
 「くそ、もう朝になるぞ。」
 武装レラン達もただ彷徨っているだけではない。既に魔人形の現れやすいポイントは把握している。
 クックとソムリエを先頭に、武装レラン達は走る。木を避け、岩を飛び越え、枝をくぐり、根を踏み台にジャンプして・・・見えてきた、森の境目。
 飛び出すとそこに、狙い通り魔人形の集団が居た。
 武装レラン達は減速することなく、集団に飛びかかっていく。戦略もへったくれもない、ただの力押し。
 それでも自力で大きな差がある2つの集団。程なく、片方の集団は壊滅する。
 「はあ、はあ、どうだ、ドロップは?」
 肩で息をしながら、武装レランの一人が聞く。地面に片膝をついてドロップを探っていたロビンソンだが、やがて立ち上がると首を横に振った。
 「・・・ダメです。」
 「そうか・・・。」
 武装レラン達は一斉にため息をついた。
 東の空は時を追うごとに薄くなり、朝の訪れを雄弁に語る。
 それを見て、誰かが呟く。
 「ちっ、もうダメかな。」
 それを聞いて、ロビンソンは項垂れながら呟く。
 「そうですね、もう・・・。」
 と、その言葉をライチが遮る。
 「え? まだもういっこ行けるんじゃない? 急げば間に合うかもしれないよね、ね?」
 しかし武装レランの一人が切り返す。
 「ああ。だが。スタミナ切れ。」
 確かに皆、肩で息をしている状態。走り通しな上、高スキル技を連発した武装レラン達。持っていたバナナミルクは少量で、既に使い切っている。
 「そっすね。スタミナ回復できりゃ、もう一カ所気合いで走ってガシガシなんだけどなー。」
 「ありますよ、スタミナを回復する方法が。」
 そう言ったのは、ロビンソンだった。
 ロビンソンは皆を座らせると、咳払いを一つ、そして息を吸い、歌い始めた。


 「暗い部屋で一人 テレビはつけたまま 僕は震えている 何か忘れようと・・・。」
 (「JAM」by THE YELLOW MONKEY)


 その効果はすぐに現れた。いつもより明らかに、自然回復量が多い。
 ものの数分で、それこそロビンソンが一曲歌い終わる前に。
 武装レラン達は立ち上がった。
 「よし、行くぞ! 夜が明ける前に、最後の一戦だ!」


 (イメージBGM 「パール」 by THE YELLOW MONKEY)
 武装レラン達は走る。走る。
 朝に負けないよう、走る。
 やがて見えてくる平たい岩。その上が魔人形の現れやすいポイント。
 朝日が差し込んだら、魔人形達は姿を消す。
 空はその色を更に薄め、いつ陽光が差してもおかしくない。
 聞こえてくるは小鳥の囀り、肌に感じるは朝露の湿気。
 それでも。


 岩の上に、魔人形達は居た。
 誰かが叫ぶ、「ロビンソン、倒したらすぐルートしろ!」
 他の人形には目もくれず、武装レラン達は一斉にイビルシンガーに飛びかかる。
 まさに瞬殺。イビルシンガーは一瞬でビスク(磁器)の欠片に。直ぐ、ロビンソンがドロップ品を探り。
 そして。
 「あ、ありました! これです!!」
 残敵を掃討している武装レラン達全員に聞こえるぐらいの声で、ロビンソンは言った。
 陽光が差し込んできたのは、その直後だった。
 
 「なるほど、イーゴも五線譜を使っているのか、これならすぐにでも歌えるな・・・。」
 イビルシンガーから手に入れた楽譜を見つめつつ、ブツブツと呟くロビンソン。
 そして急に「ああ、分かった!」と声を上げた。
 顔を上げ、武装レラン達を見る。
 「分かりました、みなさん。イーゴの唄は、相手のステータスに異常を与えるものでした・・・正直、私の目指す唄とは違いますが、研究の価値はあると思います。みなさん、ありがとうございました。」
 ロビンソンは頭を下げる。
 「それでは約束通り、声をかけていただければいつでもどこでも歌いに参ります。」
 その言葉に、武装レラン達は顔を見合わせ・・・。
 そして言った。
 「「「「じゃあ、今から!」」」」


 朝日眩しいイプス峡谷。魔人形の去った、件の平たい岩の上。
 伐採レラン達も合流し、持っていた料理と酒が並べられ、宴会が始まっていた。
 響くのは話し声、笑い声、移動式キッチンから包丁の音、炒める音、揚げる音、エトセトラ。
 そんな中、唄う一人の吟遊詩人。
 「イベントとか舞台とかで呼ばれると思ったのですが、まさか宴会の余興とは・・・。」
 一曲唄ってから、ぼそぼそ呟くロビンソン。
 と、酔っぱらったライチが声をかけた。
 「ろびんしょんさーん、次、つーぎ! もっとおもしろいうたがー、ききたーい。」
 「あー、はい、はい。こーなったらとことん付き合いますよ。さーて、次の唄は!」
 半ばヤケになった声と共に、ギターの音色が響く。
 その日、峡谷は騒がしかった。 
 (第46章 完)

Aパートに比べてBパートが倍以上なのは仕様です。

・・・すいません尺読み間違えましたすいません。


というわけで、章外4はいかがでしたでしょうか?

最近久々にアニメを見ていたりするので、今回はアニメ風にアレンジしてみたのですが、どうだったでしょうか?


・・・実は今回、かなーり苦労した裏話があります。

Bパートを投下する予定日は7月8日。イベントは7月7日。

イベントを見届けてから小説を書こうと思っていたので、7日までは構想だけ練って文章には手を付けず。

8日に構想を固めて文を書き始めたら・・・ 「アレ? ちょっとこれって長くなりそうな・・・。」

気が付いたらいつもの規定行数を軽くオーバー。でも、削ったら話が成り立たなくなってしまう。これは掟破りのCパートを・・・って考えもあったけど、イベント支援なのにそれはどうだろう? って思いつつ、書き続ける事数時間(小説って読むのは早いけど、書くのはけっこう時間かかるんです。)日をまたぐがまたがないかって時になって、ようやく完成、投下となったわけです。

いつもより校正時間短めだったから、誤字脱字や意味違いが多そうでちょっとガクブルしたりしましたw

まあ、これでイベント支援ができたのなら幸いですーノ


さて、次回予告もしておきましょう

第46章「唄と歌い手とナイト・ウォー(後編)」

更新予定は7月22日です。これを書いたらまた投稿用の長編を書き始めるので、しばし空けてしまうかも・・・まあそれは後の話ですが。

では次回もよろしくお願いしますノ 

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 「・・・分かったわ。引き続き潜入調査をお願いするわ。」
 「了解デス、シシシ・・・」
 受話器を置くと、シレーナは「ふぅ」とため息を一つついた。机にはレポートが一部。表紙には「MOTSが依頼を受けた浴衣等に関する調査書」と書かれている。
 「これで全容は分かりましたわ。さて、どうしたものですかね・・・。」
 頬杖をつき、思考を巡らせるシレーナ。とその時、ある匂いが鼻孔をくすぐる。
 「あら、いい匂いね。これは、お醤油とバターととうもろこし・・・・・・そうだわ。」
 シレーナは机にある小さなハンドベルをつまみ、チリンチリンと鳴らす。
 すぐにシェフが一人、部屋に入ってきた。
 「お呼びですか。」
 「ええ。この匂いを作ってるシェフを連れてきていただけませんこと?」


 そして、時は流れ。日付は7月7日。
 場所は「Future Age」と呼ばれる時代のイプス雪原中央、通称カオスゲート前。
 そこに、まるで某有明イベントのように、大量の段ボールを台車に乗せてやってきた有限会社サバカン一行。
 ポルガランは台車を階段の端に寄せると、右手の甲を口に、左手を腰に、つまりいつものポーズを取って、喉の調子を気にしつつ高笑い。
 「オーッホッホッホッ。ついに、ついにこの日が来たわ! 私(わたくし)の念願が叶う素晴らしい日よ! オーッホッホッホッ。」
 その様子を少し冷めた目で見ている社員A、B。
 「本当に大丈夫なんですか、社長?」
 「浴衣と下駄とうちわの料金だけでも予算オーバーなのに、運搬と配布でこんなにバイト雇っちゃったから、完全に債務超過ですよ。これで失敗したらMOTSに渡した手形が不渡りになりますよ・・・って聞いてます社長?」
 「心配ないわ戦闘員A・B。作戦は既に伝えた通りよ。この浴衣と下駄とうちわの仕込みは完璧だったじゃない?」
 社員A・Bは微妙に目線を逸らしつつ答える。
 「確かに、その3つを装備して願い事を叫ぶと、何を言おうとしても必ず「有限会社サバカンの社長ポルガランが世界征服できますようにー。」ってなりますけど・・・。」
 「その、カオスエイジの神獣を倒した後、300人以上が同時に同じ願いを叫ぶと必ず叶うっていう言い伝えが本当かどうか・・・?」
 と、再びポルガランが高笑い。
 「オーッホッホッホッ。何を今更言っているのかしら? これはラスレオ大聖堂の書庫から借りパクした古代文献に記述されていた、間違いない事実よ。中身はよく分からなかったから読み飛ばしたけど、間違いないわ!」
 
 再び場所が変わって、ここはレストラン「シェル・レラン」
 「それは、間違いない事実ですわ。神獣のエネルギー源を、研究者は「運命の振り子」と呼んでいますの。その研究者は、こう結論付けていますわ。「もし運命の振り子に、一定以上の願う力を与えると、運命の振り子はその願いを叶える為のエネルギーとなって現代に現れるだろう・・・。」」
 ライチはその言葉を10割理解できなかったが一応頷く。
 「そう言うわけですから、ポルガランさんの企みは何としてでも阻止しなければなりません。そこでライチ君、貴方に頼みがありますの。それはですね・・・。」
 
 そして再び、場所はカオスゲート前。
 「今日は七夕だよー。浴衣着てカオスに行きましょうー。」
 「うちわに下駄だよー。全部無料だから持っていってー。あ、でも一人一個ずつだよー。」
 「神獣を倒したら願い事を言ってみよう! もしかすると叶うかも知れないよ!!」
 威勢のいい声が響き渡る。神獣を倒しに来た冒険者達は皆一様に困惑顔を浮かべるが、説明を聞いて納得し、いそいそと浴衣に着替えていく。
 カオスゲート前の階段が、みるみるうちに浴衣の集団で埋まっていく。
 その様子を見てご満悦のポルガラン。高笑いが止まらない。
 「オーッホッホッホッ。もう300人は越したかしら。これなら問題・・・あら?」
 と、その視界に、奇妙な屋台が入った。
 パイプで組み立てられただけの簡素な屋台に、「焼きトウモロコシ」と書かれた赤い横幕とのれんがかけられている。その中には、一人のエルモニー。
 「あの服は・・・シェル・レラン? ちょ、何でこんな所に?」
 表情を怒りに変え、ポルガランは大股でずんずんとその屋台に近づく。そして怒鳴り散らそうとそのシェフを睨み付けて・・・気が付いた。
 「あら、ライチ君?」
 「あ、ガランさん。いらっしゃいー。」
 ライチはシェル・レランでもかなり騙しやすい部類のシェフである。実際、過去の世界征服計画では何度もライチを騙して、色々と仕事をさせている。
 もっとも、その全てがシレーナに露見し、ライチもろとも制裁されたのだが。
 怒りの表情はいくぶん収まったが、訝(いぶか)しげな目でライチを見つつ、ポルガランは言う。
 「ちょっと、何をやってるの?」
 「えと、えと、今日お祭りがあるから、新作の焼きトウモロコシを配ってシェル・レランをアピールしてきなさいってシレーナさまが言ったんだよー。」
 「あら、そうなの。」
 それを聞いて、思わず口元が歪むポルガラン。
 「そうだから、一本どうですか? 今日はただで配ってるんだよー。」
 「あーら、そうなの。なら頂くわ。」
 そう言ってポルガランは焼きトウモロコシを受け取り「それじゃ頑張ってねー。」と言って屋台から離れた。
 社員A・Bがポルガランに近づく。
 「社長、どうでしたか?」
 「強制排除します?」
 その問いかけに、ポルガランはいつものポーズを取ると・・・
 「オーッホッホッホッ。勝ったわ! 今回は私の完全勝利よ! 排除? 必要ないわ。見なさい、シェル・レランの連中、何も気付いていないどころか、こんな食べ物配布して盛り上げてくれているわ。オーッホッホッホッ・・・ガブ・・あ、熱、はう、熱いわ!」
 焼きトウモロコシを食べながら、器用に高笑いを続けるポルガラン。
 その後ろで社員2人は「本当に大丈夫かなー。」と早くも不安を口に出していた。
 
 そしてカオスゲートが解放。時の間を経て、地の門に。
 無事に到着できた350人の冒険者、その殆どが浴衣に下駄履き、手にはウチワと焼きトウモロコシ。
 やがて現れる神獣、ノーザンゲートキーパー。
 パンデモスの胴より遙かに太い触手での物理攻撃に、広範囲の毒攻撃、範囲魔法攻撃、そして何よりメルトダウンと呼ばれる特殊攻撃が冒険者を苦しめる。
 しかし冒険者側も歴戦の戦士が揃っている。慣れない浴衣装備でも強さは変わらず、着実にダメージを与え続け、与え続け。
 
 そして・・・・・・撃破!
 
 「さあ皆さん、願い事を叫ぶのよ!」
 ノーザンゲートキーパーが倒れると同時に、ポルガランはそう叫んだ。勿論心の中は「(さあ「有限会社サバカンの社長ポルガランが世界征服できますようにー。」と叫びなさい!!)」であるが。
 しかし。
 その思いに反して。
 「サムライ装備実装しろー!」
 「来年もMoEがあるようにー!」
 「家Ageが早くできますようにーー!」
 等々、冒険者達は思い思いの願い事を叫んでいた。
 途端、顔色が青くなるポルガラン。「え? え? どうしてなの?」と言いながら辺りをキョロキョロ。
 「ふふっ、教えてあげましょうか?」
 突然、後ろから声が聞こえた。慌てて振り返ると、そこには・・・。
 「あ! 貴女は・・・シレーナ!!」
 そこにはいつの間にか、シレーナが立っていた。
 「ポルガランさん、残念ですけど、貴女の作戦は看破させていただきましたわ。」
 その言葉を聞いて、ポルガランは驚き、そして憎しみの表情に。
 「シレーナ! いつもいつも邪魔をして・・・キーッ!! 一体何をしたのよ?」
 「ふふっ、教えてあげましょうか。これですわ。」
 そう言って、シレーナは腰袋から一本の瓶を取り出した。
 「それは・・・醤油?」
 「ええ。焼きトウモロコシに使った、シェル・レラン特製醤油ですわ。味や風味は普通の醤油と変わりませんが、一つ違う点がありますのよ。それは・・・。」
 「それは・・・?」
 シレーナは一つ咳払いをすると。
 「この中には、貴女が装備に仕込んだ催眠呪文より強力な催眠剤が入っていますのよ。」
 ・・・・・・しばしの沈黙。
 「ええーーーーっ!! シレーナ、それって危険・・・。」
 「ふふっ・・・それよりポルガランさん、覚悟は出来てますこと?」
 いつの間にかシレーナの手には、ノーザンゲートキーパーの触手より太いハリセンが握られている。
 「・・・ああ、また今日もいつものように吹き飛ばされるのね・・・。」
 やれやれといった表情で溜息をつくポルガラン。
 「イルミナ様の元で、反省してきなさーーーーい!!」
 ポルガランは吹き飛ばされ、遙かなる空へ消えていった。


 「なあ、お前ドロップ何だった?」
 「混沌のコイン2枚。お前は?」
 「光の弾300発。えっと、相場通り売れれば・・・。」
 電卓を叩く社員B。そこに出てきた数字を見て。
 「「良かったー。とりあえず倒産は免れたな。」」


 ED省略


 次回予告 次のイベント→

 「おーっほっほっほっ、おーっほっほっおっ・・・ゲホゲホ。」
 ここはギルド・アルケィナの本拠地、ラスレオ大聖堂・・・・・・から徒歩30分、ビスクの外れに建つ「有限会社サバカン 本社ビル」という看板が掲げられた木造小屋。
 右手のを口に当て、左手を腰に添えつつ高笑いするアルケミスト姿の銀髪コグニートがその中にいた。
 この人こそ、社長のポルガラン。
 ちなみに有限会社サバカンの事業は主にノアダストから精製された謎肉および謎水の販売であるが、実はこの会社とんでもない目的を裏に掲げていた。
 何を隠そう、それは「世界征服」・・・。
 
 これは、シェル・レランの監視をくぐり抜けつつ謎肉謎水を販売して得た資金を元に世界征服を企む、ある悪いコグニートの物語である。
 
 OP省略。


 「ど、どうしたんですか社長?」
 そう言いながら社員Aが水を差し出す。
 「ついに壊れましたか? ・・・っていつもこうでしたっけ、社長?」
 そう言いながら社員Bが飴を差し出す。
 「うー、ケホケホ。」
 咳き込みながら水を一気に飲み干し、飴を口に放り込んでから、再びいつものポーズをとるポルガラン。
 「あー、あー・・・コホン。オーッホッホッホッ、聞きなさい戦闘員A・B、ついに、ついに完成したわ!」
 胸を張り、上体を反らし、いつもよりワンオクターブ高い笑い声を上げる。
 「完成? 一体何を作ったのですか社長?」
 「またいつもの下らない作戦ですか? 今期予算はほとんど残ってないんですから、変な事に使わないでくださいよ。」
 微妙に盛り上がりの欠ける社員A・B。
 「ええい、お黙り! 聞きなさい、ついに世界征服の計画が発動したのよ! まずはこれを見なさい!」
 そう言いながら、ポルガランは折り畳み式長机に大学ノートを広げる。
 「こ、これは・・・?」
 「社長、字ぃ下手ですね。」
 表紙には、こう書かれていた。
 
 【世界征服計画 パート35 7月7日の七夕にカオスでイベントやりつつ世界征服!】
 
 ノートを読みつつ、顔色を青くする社員2人。
 社員Aが、おそるおそる質問した。
 「あ、あの社長、この中にある浴衣400着、下駄400足、うちわ400本って、どうするんですか・・・?」
 ポルガランはあっさり答える。
 「発注したわよ、MOTSに。当日までには揃えてくれるらしいわ。」
 「ええええ、だって支払いは?」
 「何言ってるのよ。世界征服が成功したらお金なんていくらでも手に入るわ。」
 口をあんぐりと開け、二の句が継げない社員2人。

 そんな事などお構いなしに、ポルガランは右手の甲を口に当て、左手を腰に添えると。

 「7月7日が楽しみだわ。オーッホッホッホッ。オオッーホッホッホッ・・・ゲフ。


 所変わって、ここはビスク港に居を構えるレストラン「シェル・レラン」。
 自室の窓から空を見上げつつ、シレーナは呟く。
 「なーんか、嫌な予感がしますわねー。」


 ちなみにその頃。主人公のライチはと言うと・・・自分で作った新作料理「焼きとうもろこし」を頬張っていた。
 「うーん、こんがりとした焼き加減に醤油バターの味が絡まって、おいしいー! これ、どっかで売れないかなー?」 
 
 アイキャッチ省略


 CM イベント運営本部「ポルガラからの手紙」

最初に謝っておきます。

すいません。

←にもありますが、この小説はフィクションです。実際の登場キャラとは性格などが異なる場合がありますが、仕様です。

と言う事は当然、元ネタが実在の人間であろうと、仕様になるのですよ。

まあブログ小説ですし、目くじら立てないでお願いしますです、はい。


というわけで第45章、いかがでしたでしょうか?

まあ、まだ前編ですし、裏話も何もないのですが・・・とりあえずイメージソングが生きるのは後半です。

本当は一話に纏める予定だったのですが、構成練っていくうちに「ああ、無理だわ。」といういつものオチになりまして。

どうにも一話完結って、難しいですね。


そういえば、このブログどころかMoEを2ヶ月ほど遠ざけてまで創り上げた小説ですが・・・ものの見事に玉砕しました(´・ω・`)

まあ、次頑張ります、次。落ちたって事はまだまだって事ですしー(でも最終選考にも残れなかったので少し凹でしたがーw)


さて次回予告です。

第46章「唄と歌い手とナイト・ウォー(後編)」

更新予定は7月中旬頃、少なくとも章外4の後になります。

では次回もよろしくお願いしますノ 

 「しっかし、退屈だなー。伐採屋の護衛任務なんてバックレて、ナジャ討伐に参加すりゃ良かったなー。」
 厨房師服に身を包んだニューターが、バトルハンマーを肩に担いだまま欠伸を混ぜつつそう吐き捨てる。
 「ふわー、僕も部屋でゴロゴロしてればよかったー。そうすればクックやソムリエみたいに寝れたのになー。」
 ライチもつられて欠伸を一つすると、隣で寝ているペットを羨ましそうに見ながらそう呟いた。
 「弛(たる)むな。護衛。立派な任務。」
 直立不動を貫くパンデモスが、2人を叱る。彼女も装備はチョッパーに、やはり厨房師服。
 ここはイプス渓谷北端、竹林地帯。竹串補給の為に組織された伐採レランと武装レランのキャラバン、総勢20人あまりがここに居る。
 時刻は夕刻深く。太陽は既に無く、残照もまた闇に追われ姿を消した時。
 闇の時計が動き出した、その刹那。
 突然、悲鳴がイプス峡谷にこだました。


 異変を察知した武装レラン達は、各々(おのおの)の獲物を手に取り構える。
 クックとソムリエは目を覚ますと、すぐ牙を剥いて戦闘態勢に。
 ライチもその雰囲気で事態を察し、一応銃を取り出した。
 「たーすーけーてー!!」
 声はどんどん近づいてくる。それと同時に、何個もの気配が向かってくる。
 やがて森の切れ目から、一人の男が駆けだしてきた。長い金髪のコグニート。
 その直ぐ後ろから、7~8体の、人型をした何かが現れる。
 形こそ人だが、肌が感じる禍々しい気。それはそれが魔物だと、雄弁に語っている。
 魔物達は、躊躇のない早さで武装レラン達に飛びかかると・・・
 ガッ!!
 武装レラン達の武器が一斉に空気と、その魔物達を切り裂いた。
 魔物達はガツッという鈍い音と共に地面へ倒れ、月光にその姿を晒す。
 生気のない目、絵の具で塗ったような一色の肌、筒と筒をボールで繋いだかのような両手両足の関節、そしてぱっくり割れた傷口から覗く胴の内部は・・・空洞。
 それは、本当に人間そっくりの、奇妙な人形であった。
 「何なんだ、こいつは?」
 武装レランの一人が呟いた。
 その問いに答えたのは・・・駆け込んできた男だった。
 「こ、こいつらは、イビルダンサーと、イビルビューティシャンと言います。あのイーゴが作り上げた恐ろしい魔物です。」
 イビルダンサーとイビルビューティシャンは、その声に反応してか、むくりと起きあがる。
 「気を付けてください。こいつらは見た目よりタフです。」
 「そのようだな。排除する。かかれ。」
 その声を合図に、戦いが始まった。


 辺りに人形の残骸が広がる。魔物の生命力は凄まじく、破片でもまだカタカタ動く。だが既に、戦いに耐えうる形状は成していない。
 地面に両足をつけているのは、武装レランとライチのペットだけ。
 だが。
 ある者は髪の毛がボサボサに、またある者はツルツルに。何人もの武装レランが、見るも無惨な姿になっていた。
 お互いの姿を見て、ただ唖然とする武装レラン達。
 「ええっと、助けて頂いてありがとうございました。では私はこの辺で・・・。」
 そう言いながら、男はそそくさとその場を去ろうとする・・・が。
 一人の武装レランが、その首筋を掴むと、吊り上げた。
 「待て。お前、このまま逃げる気じゃないだろうな?」
 と、他の武装レランが男を指差しながら言う。
 「そうだ。お前さっき、そこの人形のドロップ漁ってただろ。俺たちをこんな目に遭わせておいて、一人で逃げる気だったのか?」
 「い、いえ決してそんな・・・。」
 空中でじたばたしながら、言い訳をする男。
 ライチは、気付いた事をそのまま口に出す。
 「あ、もしかすると、お目当てのドロップを手に入れようとして、僕たちにこの魔物を倒させたんじゃないのかな?」
 「う? あ、いや、そんな事・・・。」
 男はあからさまに動揺する。
 武装レラン達は男を囲み、ジト目で睨む。
 「・・・はいそうです。すいません。」
 ついに男は観念した。


 「ええっと、私の名前はロビンソンと言います。職業は吟遊詩人です。」
 「吟遊詩人? 聞いた事無いな。」
 武装レランの一人が口を挟む。
 「吟遊詩人とは、「音楽」というスキルを使用してパーティーメンバーを支援する者の呼び名です。」
 と、他の武装レランが再び口を挟む。
 「音楽スキルか。それなら聞いた事あるぞ。最近ネオクで作られたスキルだったかな?」
 その言葉に頷くと、ロビンソンは言葉を続ける。
 「その通りです。ネオクに住むマエストロ・アドニーが編み出したスキルなのですが・・・実はですね。」
 ロビンソンは一息置くと、意図的に声のトーンを少し落として、囁くように「・・・あのイーゴもまた、音楽を使用したスキルを編み出していたのです。」と言った。
 イーゴ。
 その名前を聞いて、武装レラン達は・・・。
 「そういやそんな奴も居たな。」
 という一人の呟きに、全員が頷く。
 ロビンソンはその場に突っ伏した。だが直ぐに立ち上がり、土埃をパンパンと払う。
 「・・・えっと、まあいいです。そのイーゴが編み出した音楽スキルなのですが、私が調べた所によりますと、イビルシンガーという魔人形にそのスキルを与えたらしいのです。元々はイーゴが余興で作った物らしいのですが・・・。」
 一息吸い、言葉を続ける。
 「後にイーゴの不興を買い、このイプス峡谷へ放逐されてしまったのです。その後、同じく放逐されたイビルダンサー、イビルビューティシャンと共に、夜になるとこの辺りを彷徨っているのです。」 
 「成る程な。しっかしイーゴはなんで、折角作った人形を捨てちゃったんかねー。」
 その問いに、ロビンソンは答える。再び声のトーンを落として、囁くように。
 「ここだけの話ですが・・・どうやら、音楽性の違い、らしいです。」
 
 ・・・・・・・・・イプス峡谷に一陣の風が吹く。
 
 「・・・へ、へー。何だか仲の悪いバンドの解散理由みたいだな。」
 「ちなみにイビルダンサーは踊りの方向性の違い。イビルビューティシャンは髪型に関する価値観の違いで放逐されたと・・・。」
 「えっと、まあいいや。話は分かった。つまりイビルダンサーが持っているであろうイーゴの作った音楽を調べたい、というわけだな。」
 ロビンソンは手を叩いて、声のトーンを上げて答えた。
 「はい。おっしゃる通りです! 私はイーゴの作った音楽を知りたいのです。私たちの音楽とどう違うのか、どこか真似すべき点があるのか? そう、これから訪れるであろう音楽時代(ミュージック・エイジ)の為に!」
 「でも人形が思ったより強かったから、押しつけたんだね? ね?」
 胸を張るロビンソンに、言葉のレイピアが突き刺さる。
 「・・・はい。全くその通りです。」
 ロビンソンは再び項垂れた。
 
 「あの、こんな事をしてしまった後で申し訳ないのですが、もし興味がありましたら手伝っていただけませんか? 放逐されても相手はイーゴの直下。貴重なお宝を持っている可能性もあります。」
 「手伝いって、もれなくあの強制美容の奴と踊らせてくる奴がセットになってバンバンだろ。ドロップ全部貰うのは当然として、他に報酬弾んでくれないとやだかんな。」
 途端、ロビンソンの表情が暗くなる。
 「わ、私は・・・支援系なのであまりお金を持っていないのです・・・吟遊詩人ギルドもまだ立ち上げ中で資金が不足してまして・・・あの・・・。」
 もじもじしながら、ロビンソンはこう切り出した。
 「あの・・・私の唄でどうでしょうか? いつでもどこでも歌わせて頂きますが。」
 「唄・・・?」
 その申し出に、武装レラン一同は顔を見合わせ・・・全員がニヤリと笑い。
 声を合わせて、言った。
 「「「「おっけー!!」」」」 
 
 (第45章 完 → 第46章に続く)

えと、最後に小説を投下したのが、2ヶ月前の4月17日ですか・・・

・・・・・・

えっと、まあ、相変わらず遅いですね、はい。

言い訳をしますと、①色々と忙しくてあまりMoEが出来ない→②だからネタが浮かばない

というわけなのです。確かに最近は週末INのカオスメインで、ちょこちょこ空いた平日の夜に1時間だけ入って少しだけスキル上げとか、そんな生活になってまして。

よくライチの料理が100になりましたよ、ホントw

ちなみに現在はファーストキャラの戦闘技術(スキル70)と盾(62)と筋力(84)と包帯(48)を同時に上げつつ、金策も出来る素敵な狩り場を模索中です。お勧め会ったら教えてくださいノ ちなみに剣は89です。

さて次回予告に参りましょう

第45章「唄と歌い手とナイト・ウォー」

イメージソングはイエローモンキーのパール。

「夜よ負けるなよ 朝に負けるなよ 何も答えが 出てないじゃないか」って歌詞が好きなんですよ、はい。

更新予定は6月24日です。では次回もよろしくお願いします。


達成の瞬間!

というわけで、ようやく料理が100になりました。

思えばライチを作って丸2年。ようやくここまで上がったかと思うと・・・・・・

・・・・・・

遅すぎですね、はい。

ちなみにオープンβからやってますが、100まで上げたの初めてだったりします。

まあ、まったりゆっくりやるのが作者流なので、今後もまったりゆっくりと。


ちなみに98.7→100.0まで熟成肉のグレープソース添え130個で済みました。

思ったより早かったです。特に99.9→100.0なんて一回で上がったから、上のSSも上手く撮れなかった・・・。

腕の問題ですね、分かってます。


次の目標は、ごはんブルーの海戦士。一体何時になるのーやーらー。


お久しぶりです。

早いものでもう6月ですね。そろそろ日本列島は梅雨の時期に・・・

はい、誤魔化しません。5月はほとんど更新しませんでした。

いや、アレです。ちゃんと言い訳はあるのです。

ハヤテにはまって漫画何度も読み返してたとか、QMA4でフェニックス組常駐のくせに誤って優勝しちゃって、ドラゴン組でフルボッコにされてるとか、そういう事は一切無いです、多分。

実はジョルダンが主催する携帯小説大賞に応募する短編小説を書いてました。それが今日、無事に投稿し終えたのです。

ふー、やれやれ。

前の長編もそうですが、投稿マニアにとって一番の醍醐味は、出してから結果分かるまでのドキドキを味わう事なのです。はー、ドキドキw

さて、ようやく自由の身になれた事だし、そろそろ・・・はい、6月はちゃんとここにSS投下します。ちゃんと構想は練っております。遅くても中旬までには投下したいな・・・と思っております。

それまでしばし、お待ち下さいノ

さて、それだけじゃアレなので、たまにはプレイ日記なんか書いてお茶を濁します。

と言ってもこちらは週末プレーヤー。大したことはやっていません。

やった事と言えば・・・


グレープ
このクエストを受けて・・・


まだまだ・・・
この料理を作れるようになって、料理100までのラストスパートしようと思っています。

こんな事ならヘビ串の時にしっかり上げきっていればよかったのですが・・・。


まあでも、実はこの料理、なかなかに優秀なスキル上げ品です。

まず材料が楽。熟成肉は地下2階のネズミから簡単にドロップするし、買い取り出してもいいです。

ちなみにライチは25Gで買い取りました。一晩で375個も集まりました。

そして、他の材料は店で売ってます。こしょうが多少面倒(夜間キャンプ)なだけで、後はネオクラングで揃います。

材料費は、25G(肉)+(27G(牛乳露店)+8G(塩))(バター)+20G(グレープ)+8G(こしょう)+8G(塩)+8G(砂糖)

=104G(熟成肉のグレープソース添え)

性能も悪くないし、意外に売れそうな気がしなくも・・・ワラゲに行く方、どうですか? 幾らなら買います?


というわけでライチはせっせと料理を上げております。現在スキルは98.7! 残り1.3。果たして何個の熟成肉のグレープソース添えを作ればいいのだろうか? ちなみに今日、試しに50個作って上昇0.2 このペースだと残り350個・・・

まあ頑張ってみます・・・ノ